歯肉移植症例

矯正治療によって歯並びが整ったものの、歯ぐきが下がってしまうケースがあります。これは、歯の移動に伴い歯ぐきの組織が薄くなったり、歯の根が露出したりすることで起こるものです。今回ご紹介する患者様も、矯正後に歯ぐきが下がり、見た目や知覚過敏の症状に悩まれていました。そこで、歯ぐきを回復させるために歯肉移植を行い、健康的な状態へと改善しました。本記事では、その治療の流れや結果について詳しくご紹介します。

症例写真

治療前
治療後

詳細情報

年齢・性別50代・男性
治療内容根面被覆(歯肉退縮治療)
治療費用55,000円(税込)
リスク・副作用移植した歯肉が十分に生着しないことがありますが、適切な術後ケアを行うことで、生着率を高めることができます。

こちらの患者様は、矯正治療を受けたことで歯並びは整いましたが、歯肉退縮が進行し、歯の根元が露出してしまいました。歯肉が下がることで、見た目だけでなく知覚過敏や歯の根のダメージといった問題が発生することがあります。

今回の治療では根面被覆術(歯肉移植)を行い、後退した歯肉を回復させる処置を実施しました。患者様ご自身の口蓋(上あご)から採取した歯肉を移植し、歯ぐきを再生させることで、健康的な歯肉の状態を取り戻しました。

監修者情報

副院長 佐久間 俊光

経歴

  • 2015年 北海道医療大学歯学部卒業
  • 2015-2016年 恵佑会札幌病院歯科口腔外科研修医
  • 2016-2020年 北海道大学歯学部大学院冠橋義歯補綴学教室(歯学博士)
  • 2020-2022年 三好プリベント歯科勤務
  • 2022-2023年 テキサス大学ヒューストン校(アメリカ)歯周病インプラント科留学
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